しむとらのロケでも小話。
今回の記事はSimutrans Advent Calendar 2019向けに書いてます。
長い前置きは置いといて、しむとら向けの話を少しだけ投げます。
俗に言われる"ロケ"と呼ばれるものについて最近ネタがたまってきたので話でも。
前置きです。超いっぱい旅行してます。あほかと言うぐらい。
- 2018/04/29:伊勢参り
- 2019/06/16:ABNA勢でオフ(酒)
- 2019/06/17:ナワジョティでオフ→瀬戸内海を後で渡るとは…
- 2019/06/28・29:高松とか岡山とかオフ→渡っちゃいましたね♡
- 2019/07/06:サンライズに乗ってあきばぶらぶら→突発サンライズオフ
- 2019/07/14:湯の山をトレッキング、御在所岳に行ったり湯の山線に乗車→もはやノープラン
- 2019/10/22:奈良の清滝峠へ16kmもの距離を自転車で走る→のーp
- 2019/10/23:大阪港に2hで自転車で行く人→p
- 2019/11/03:伏見稲荷に行って京都ぶらぶら→こゃん
- 2019/11/24:まーた稲荷山。しかも夜で40分で頂上へ→こゃあああん
- 2019/12/01:某氏とオフってそのまま嵐山ぶらぶら→もみじが良かったです
- 2019/12/09:御堂筋で撮影→単焦点レンズをもらったので
- 2019/12/10:また御堂筋→へえっ?!
- 2019/12/11:大阪駅を撮影したり環状線を撮影→望遠レンズが息してない
- 2019/12/14:まさかの六甲山に登山する→?!?!????!?!?!!!?!?
6月から12月にかけて、大小だったりオフかそうじゃなかったりで異常なまでに旅行しまくってます。
実はこれすらも撮影の記録が残っている分で、実際はもっと外出してます。
つまりほぼ毎日取材をしているのに近い状態と言ってもいいです。はい。
容量にして数GBもあるので、まあ上の旅行の経験と大量の画像から、
しむとらのロケってなんだろってことを書いてみます。
実在のものを参考にしてみる?
いわゆるプレイする上でのレイアウトだったり見た目の話がぼちぼちあります。
これ、いわゆる大阪駅です。まあきれいといえばきれいですよね。
で、これがしむとらと何が関係あるかと言うと。
これです。よく見ると、上の大阪駅とこの駅では建物部分がそれとなく似ているかもしれません。
そっくりじゃない?よく見れば建物を斜めにぶった切れば似せられますよ。
(ケーキみたいに駅舎を切るなという話ではある。)
モチーフとイメージは大事、でもコピペは微妙かも
よくプレイする、景観がうまいとか言われますが、実際はロケをしてそのままsimutransに落とし込んでいることがよく見られます。むしろリアリティのある風景 = 実在の風景のアレンジって言ってもよい。
例えばこの神社は伏見稲荷がモデルです。こゃん。
和製ホラーっていいよね。きつねもかわいいんですが、まだ見れていません。
ねこ!とかいたりします。山を登るとよくいますが、伏見稲荷のこの子は人間慣れしてませんでした。
実際、雰囲気って実際に見ないと分からないことも多いですし、スケール感は体験以外には把握する方法はありません。特にシミュゲーの再現においてはスケール感と雰囲気の二大要素が最も大事です。
稲荷神社の場合は99%雰囲気ですが。
あえて道から逸れてみよう
?逆に現実から大きく逸れるとスケール感を活かしやすい。
実はこの自動車工場はある通話の中でそこそこ話題になったものだったりします。この自動車工場、元々は下の方にあるちっちゃい工場しか実体を持ってないんですが、箱積み駅舎があったので大げさにしちゃいました。
現実にはこんな大きな工場は少なく、工業団地が多くなりがちなんですが。ゲームだからこそ、あえて大きくやりたい要素を入れ込んでしまうことができたりします。
例えばこの中だけでもAmazon、地域の振興に使う建物、社員寮、自動車工場に付随する企業、守衛などなど、盛りに盛ってます。だってこういうところで働きたいもの。
ちなみに倉庫アドオンは私が作りましたってことで!倉庫の再現とかにどしどし使っちゃってください。
思ったことをそのままにしてみる
芸術は感性などと言いますが、まさにそのとおりです。感じたものをそのまま落とし込んでも何も言われません。夜景なんか、全体的な雰囲気さえあればどうにかなります。
景観においても恐らく例外はないでしょう、といったところ。
.
\デン!/
サーセン。環状線の駅撮りむずい。でも雰囲気に限るとすき。
まぁ、飛行機に乗ったりするとこういう夜景が見えるんですよ。無理でもテレビやtwittrerとかでたまに上がってますので気楽に見れる時代です。
夜とライトの対比に至っては困難を極めます。無理。なんかノリで理解して。
説明が難しいので下の画像を見てください。
…むりむり言ってもしゃーないので比較用画像。
左側が鉄ォータには優しくないハイビマン、右側が一般の運転手には多いふぉぐふぉぐマンです。名前はどうでもよくて、全体の雰囲気に着目したりしなかったりしましょう。
夜中でも活発なら全体的に明るく、
夜はしっかり休むよ!落ち着いてるよ!なら全体的に暗くします。
ちなみにこれはカメラでも使う手法なので、覚えておいて損はないかも。
昼でも露出長めにすると明るく綺麗になりますが、白飛びして眩しいです。
逆に露出短めにすると暗く落ち着いた雰囲気になりますが、まあこっちの方が難しいでしょう。
夜景に関してはもはや難易度はあほみたいに高いですし、
無理なら雰囲気でゴリ押しするのがいいでしょう。
それっぽくさえ見えればとりあえずどうにかなります。
全体のイメージさえわかればいいので。
自然を交える場合はますます困難へ…
ちなみに曇りが撮影の難易度が一番高い。
ね?むり。自然に至っては植物一つひとつまで観察する必要があって、まあそれはそれは骨。
なんて散々ロケの意味がないような事も言ってる気がしますが、
実際こういうところに行かなければスケール感まで掴むことができません。
自転車で清滝に行くとか、そういう事をするまでもないんですが、実地に行くことは大事。
小品の有無は全体を左右する
名古屋の基幹バス + 大阪の阪神高速だったりなんか高架道路のようわからんやつ
ちなみに急行と普通の2系統があります。
バス停をちょっと脇に逸らせて置くことで、バスを退避させるというのを分かりやすく。
もっとつけて?味噌ると大阪さが増えていく。途中の一般道がそれているところは高速道路が山をぶっつぶしたパターンです。高速道路事業では山を吹き飛ばすのは日常茶飯事。
これ、道路関連だとよくあるパターンですが、よく見てないと気づかないことも多いですね。この記事を読んだからには、道路のあんなところこんなところがいっぱいあるというのも気づいて欲しいかなあ。(特に道路趣味の人にとっては当たり前ですが。)
湯の山のような山なら滑り止めの◎が施工してあったりします。
こういう道路の設備とか違いを見るだけでもいいかも…?
あ、ちなみに舗装はコンクリート。
そして沼へ
ロケはただ資料のために見る、撮るではなく、プレイとして落とし込むのに雰囲気を味わうという最高の資料を得ることができます。
当方ではよく写真を撮るのが目的と化してるので名実ともにというわけではありませんが。
写真のエモさとプレイのエモさって近似してるかなあといったところ。
こういう道は個別で再現できないので、逆に「自動車走行不可」みたいな属性に転化されたり。後は道をあえてぐねぐね。
ただ何かに行くにしても適当にいいなぁ、なんて感じるよりは、
こういうところがこうなっているのか、こうしてこうなるべくしてなってるのか、みたいな理由付けをするとよりわかりやすいかもしれません。
例えば地学的な理由があって、山がこう崩れているとか。
もしくはダムがあるとか。
これ、治水かどうかはちょっとびみょい…って思ったら治山でした。
はい。土木系にはおなじみの銘板。
山さいかねが様でもよく貼ってあるあいつですが、構造物の由来を調べる際にはもっとも参考になるブツだったりします。
欲張って経年劣化と年数を再現しようとすると沼なので絶対にやめようね!
植生が若干少なくて、土砂の量が多いと最近施工された法面のケースがあるってことも触れないであげてね!
建物一つひとつには目的があって然るべき、とはよく言われます。
それをマップに落とし込むと紛れもなくエモの塊へと変化していきます。
用途が不明なものがあるとつい高まってしまうのも旅先あるある。
…それが嵩じて何か色々増えたんですが、まあそれはそれでべつのはなし。
100万ドルどころか5000兆ドルですよこれは…。
ちなみに今日行きましたが、まあ体力はもちろん使い果たしました。
何の話?と聞かれると長くなるので別記事にでも。