2019/07/14 - 湯の山旅行
[!]:重要:[!]
この記事は以前ブログで公開していた記事の焼き直しです。
冬でもなく夏でもなくなんとなく湯の山に行こう!
…と思ったのが12時でした。
じゃあ行ってみっぺ?
てなわけで湯の山に行ったりしました。
四日市までは1時間50分程度とお気軽に行けます。
料金は片道で4k程度と比較的安価。
特に急がない方は上本町から急行や快速急行に乗ってもいいかもしれません。
急行に乗った場合はおよそ2時間30分と特急に乗った時と比較して40分程度遅くなります。
実は今回、非常に大きな失敗をしてまして、天候を確認することもなく出発してました
(ノ´∀`)
あとリサーチも全くありませんでしたね。ほんと突発的。
残念な事に湯の山までずっと座って寝ながらというわけにもいかず、近鉄四日市駅にて湯の山線に乗り換え。
今回は7月とシーズンオフに来たのであまり混雑していませんが、冬になるとたぶん混雑しそう。
この時点ではまだ望遠レンズなどは持っていませんので、キットレンズでしたが中々良い撮影でした(天候は除く)
そして一度出発すればのどかな雰囲気がひろがる。
乗ってる時間が30分とわずかでしたが、車輪の音が一定間隔だったのでそこそこ楽しかったです。
元々歩く予定だったんですが、この天候と時間的に厳しいことからバスに乗ることにしました。
だんだん悪い予感が当たってますね…一体どうなるんでしょうか。
湯の山温泉に着けば案の定雨でした。
まぁ景色はいいんですが、天候がひどかったり。
あと機材もつらい。
当時の僕には使いこなせる器量も技術もなかったわけですが、なんとなく負けた感じがしてつらい。
更には全く調査もしてないわけですよ。
そりゃ迷うよね。
途方に暮れていたら、旅館の方から「ホテル湯の本から行くよりも三慶園の方からいいですよ~」と教えて頂けました。
道があることにはもちろん良いんですが、まさかあんなルートを通るとは思ってませんでした(単にリサーチといい色々グダグダ。)
リサーチ大事。ほんと大事。
後で検索した時に判明したんですが、湯の山は昭和中~後期にかけて大規模に開発された経緯があり、平成になってから大量に廃業したホテルが多いのだとか。
ちなみに写真にも三慶園駐車場とあり、元々は駐車場として使用されていた建物を今では倉庫として使っているようです。
たぶんこの道を行けばいいんだろうか…?と内心怪しくなり
ここどこ。私は誰?(大嘘)
こっちが正解でした。
なんだよこれ。
湯の山、すっかり車で来る人がほとんどになってしまっているようです。
この時はそこそこ疲れていて、ホテルの入り口を撮る勇気もなく。
ちなみに寄った場所は鹿の湯ホテルです。
たぶん、昭和後期に作られたホテルで、そこそこの年数は刻んでいる。
食べたかったけどお腹が減っていなかったので断念。
どういう形で出てくるんだろう?
ちなみに巷にはオートレストランなるものがありますし、軽食の提供にはちょうど良さそう。
振り向くと良さそうな景色が。
こういう旅館はよくボロさが良いとは言われるんですが、年季からくるんでしょうか。
廃墟系のブログではこういう部屋がよく荒らされてたり、もしくは天井が抜けてたりとかのパターンが多いです。
あとは椅子が造作もなく置いてあったり。
この類のものを見るとわくわくします。
外に出るとそれこそ悪天候だからこその景色。
ちなみにここ特有かもしれない、カプセル販売機でコーヒーを売る。
こういうのほほんとしたのいいですよね。
あとはこういう類なんでしょうか。温泉旅館に貼ってある成分表なんですが、よく上からテープで修正されてる事も多いです。
それが全く修正もなく貼ったままなので、泉質としては安定しているんでしょう。
…
……
………
…………
そぉい!
ロビーに隣接している喫茶店に訪れてはコーヒーを飲む。
最近のマイブームなんですが、ふらっと喫茶店に寄ってはこうしてコーヒーを飲むのが好きです。というか毎日行きたいし調査したいしレポしたい。
良い?良くない?鹿の湯ホテル。
温泉に入って体力が回復したので、適当に入り口でもパシャリ。
湯の山にはこれ系の建物が多いです。
昭和中期~後期に大量に建築されたタイプ。
進む=坂がある。それが湯の山なので、歩くと大変なんですが、古い建物も多いので楽しい。
定期的に中身を空けないと大変そう。
そんなわけでこの坂を登ります。
ちょっときついかも。
さてどんどん登ろう。歩けば見えるものがあるはず。
ちなみにこういう感じのアングルはぼちぼちあります。
登っていこう。いや、急すぎない?
営業していない店が多くあります。
生活の中心はたぶん麓に移ってしまったんでしょう。
これも比較的新し目。
ここでしばらく生活するとなれば厳しいかも。
そんなこんなで涙橋に到着。
資料がどっかにあったんですが、ネット上にしかなかったこともあり中々見つからず。
確か昭和11年に今の永久橋に架け直し、補修を経て今に至ってます。
そこそこ急峻な川です。
タイル張りの歩道ですが、他に歩道を敷いていたところがないのを見るとうーん。
張り方や間の埋め方を見るにこれも平成に入ってから作ったものと見られる。
さて今どこにいるでしょうか?
ひと目じゃわからんよね。
旅館 翠月。
男はつらいよ フーテンの寅で舞台になったところです。というか湯の山が全部舞台みたい。
…
……
………
…………
……………
だんだんと山の中に入っていきます。
この先に行くと廃墟だそうで。
フェンスが見事にひしゃげているので入る気持ちが起きませんでした。
少し登るだけでさっきいたところが見える。
湯の山は山間部にあるコンパクトな温泉街です。
他にも有馬温泉や湯田中温泉などなど、似たような形の温泉も数多く。
山歩きにも温泉にももってこいなのが特徴ですが、一部登山だったりながーーーい坂道だったりで時間を食うのが玉に瑕。
翠明館。少し前までは旅館として営業していて、今ではカフェが1階で営業してます。
これも廃墟。
ペンション きんこんかんの裏です。
このペンションもとっくの昔に廃業していて、噂では心霊スポットだとか。
見えてきたのは古い石橋。
歴史を感じますねぇ…。
ペンションきんこんかんの表。
すっかり寂れている。
インスタ映えしそう
気づいた方も多いかもしれませんが、ハイキングコースを歩いてたり。
携帯の縦幅と同じぐらいの段差ですね。
そうだ、乗ってみよう。
これいいよね。語彙力なんか大昔に吹き飛んでる。
ロープウェイに乗ると早速良い景色へ
うーん、なにもなし!w
下に降りると小雨が降ってきたりとまあリサーチを怠った結果が見事に。
バスがそろそろ来たので乗る。
というわけで湯の山から近鉄に乗りそのまま帰宅。
温泉に入って山歩きをちょっとする程度の内容でしたし、
午後から行ったのもあって中々内容に乏しくなっちゃいました。
六甲と比較して当時は浅くゆるくだったので、また時間を見つけて行きたいですね。
今回の費用は
特急:往復8000円
食事:800円ぐらい
景色:プライスレス