在宅勤務の感想でも
前回エントリから大分経ったので改めて。
というわけで前回の在宅勤務からまた色々言いたいことが出てきたので感想でも書いてみる。
ところでこういう系のエントリーでスペックって要る?要らないよね。
いわゆるシステム系の会社ですが、自社開発です。
パソコンぽちぽちして色々するタイプ。
さて早速
ぶっちゃけ在宅って長所が多いよねって言われるけど、短所も多い。
あれ?メリットしかないよ?って言われるけど真面目に考えれば短所もそれなりにある。主に新卒の人が対象になりがちなあるあるな話。
よくきりみんさんのブログとか見るんですが、やっぱり技術的に色々自分からできる人はまっっっっっっっっっっっっったく苦労しません。私自身も.NETの経験は多いですし最近ではpythonを始めるぐらいには余裕が出てました。(3日ぐらいである程度コピペながらも組めるようになります。)
じゃあ長所って何よ?
長所は何より自宅で仕事ができることから多いのですが、実際にはもっと多いです。
- 打ち合わせや会議など、わざわざ誰かと一緒に動くことがないので効率は良い
- 質問の要点を纏めないといけないので、文章力は上がる
- 自分の好きな音楽や環境を仕立てることができる
- モチベの掛かり方が断然違う
- お昼に外に気軽に出て散歩や運動ができる
- 気分転換の方法がダンチ
- なにか用事が出来ても対応しやすい
- 通勤がないので椅子取り合戦もなければ乗り換えや遅延に悩まされない
- 髪質が断然に変わる
などなど。
言わずもがなですが。オフィスでもしっかり環境が整っていれば話は別ですが、ほとんどの会社ではまあ無いでしょう。というぐらいにはリモートの利点は大きすぎますし、ぶっちゃけ田舎でフルリモートで今すぐ働きたいぐらいです。
1,2,8のようにほぼ生活の質に直結するものに至っては積極的に推していきたいですし、オフィス勤務に戻ったとしても考え方はまた別のスタイルとなるでしょう。たとえ通勤が1時間に満たなくても、好きでもないどうでもいい人と毎日過ごすのは苦痛ですし、顔すら見たくない人も私の場合はそれなりにいます。
誰かと会えば段々口が止まらなくなるぐらい話し好きですが、それもdiscordのような場所でわいわい何日か話をしているぐらいで割と満たされてました。コミュニケーションは中途半端に用意されれば全く利用されませんが、自発的に複数人が動けば自然と発生するものです。
短所はどう?
正直、会社によるものが多すぎるんじゃないかと言えるぐらいの内容です。
- 仕事の進み方は遅い
- コミュニケーションが少ない
- ちょっといい?ができないので相談が難しい
- マネジメントが下手な人に当たると悲惨
- 上司が信頼できない
1は自宅に誘惑が多いので起きる現象です。まあ自己管理次第なので5時間で仕事を終わらせて3時間遊んでも良いです。リモートはほぼ自由なのでどんな格好でもどんな体勢でも自由です。
2,3があまり気づかなかったのですが、新卒の人から指摘されることが度々ありました。まあ会社に入ってあまり経ちませんし、中々馴染めないのも多々あると思われますが、それも結局文化的に社員どうしで会話をすることがないのが原因でしょう。そんな会社ではオフィス勤務でもほぼ会話は生まれないと言っても過言ではないです。
ただ、3については新卒の人が容易に聞きやすいというのもありますが、正直なところ平気な顔をして3時間以上も時間を潰した挙げ句に分からないという回答をされては私も正直少しだけ怒りました。確かに気軽に聞けるというのは利点なんですが、要点もなくただ話をしたいだけに誰かに時間を使われるのは、ただただ苦痛でしかなかったです。
4と5についても会社の問題でした。PMや上司が完全に信用できないからこそ、自力で開発するようになったとも言えますが、毎日進捗会議をすることそのものがオフィス勤務でも無駄という感じでした。毎日報告することに時間を割いて、仕事についてはあまり会話をしないかただレビューもどきをされるだけなので、コチラも3と併せて無駄、苦痛という感じでしたね。本当に無駄。要らん。
総評
日本人全員リモートでやれ、と言いたいぐらいには仕事の質が変わっていたように感じます。長所の数もさることながら短所もそれなりに目立ちますが、コチラに関しては完全に会社の問題ですし、自分で解決できるなら自分で解決しちゃった方がましとも言えます。
コミュニケーションや仕事の効率を指してリモートするかどうかを決めているようではもう古いような、そんな気持ちもあるぐらいには生活の質が変わったように感じてました。原則フルリモートでいいです。