2020/02/23 - 笠置観光ホテルと廃道
久しぶり。
笠置観光ホテル(入れなかったけど)と廃道をめぐる旅
行きまっせ、笠置
さて奈良から加茂まで向かいます。
ここの本数、一定しているとはいえ移動しづらいのなんの。
奈良から各駅停車に乗ればすぐ着きますが、本数が極端にないのでなんだろなぁ。
今回は大和路快速がそのまま加茂に行く時を狙って乗りました。
関西本線の途中にある笠置に向かうには亀山行きに乗ります。
ただ、ワンマン運転ということもあってICの場合はタッチしないと精算できないらしい。
さて1時間に1本。誰が使うんだか。
ちなみにこの日は18きっぱーがなぜか多かったですね。
数分であっさり笠置に到着。
なんというか、景色は良かったんですが人も多いしなんのなんの。
ちらっと見えてますが、コロナ騒ぎにも関わらずキャンプされてる方は多いそう。
笠置駅。前に来たときよりも新しくなってますね、これ。
高校の修学旅行で来た時はもっとボロボロでした。
まあ駅前にはこういうのが残ってまして。
一般的な田舎の商店ですが、都会ではもう見ることは減りましたね。
こういうのがないと締まりません。やっぱり田舎には絶対必要なもの。
(だいたい閉まってるのもそう。)
てなわけで期待を胸に笠置散策です!
年季が入りすぎてヤバい
いやいやいや、最初からクライマックスでしょ。
欲張りSEEEEEEEEEEET!!!!!!!!!!!!!!!!!
一体なんのなんのこれ。3連チャンだよ!オールドルーキー!
駅からちょっと歩くだけでこれ。
せこくない?笠置駅って前世で一体どんな徳を積んだの?ねぇ?
極めつけはこういうの。
いくらなんでも蒸気が走っていた時代からこんなのが残ってるとは驚き。
いやぁ…。何だろう、廃墟なんてどうでもよくなっちゃうよね。
橋を渡れ!
ここを真っ直ぐ行くと笠置館です。営業はしているかが不明。
ネット検索でも出てきません。
そのうち再履修しましょうかね。周辺にも廃墟がいくつかありそうです。
手前には喫茶店、喫茶 かさおきがありますが、こちらも営業しておらず。
木津川を越える笠置大橋を渡ります。
渡るぜ!とは言ってもこちらは渡れません。
幅が自動車2台分しかないので、歩行者は残念なことに脇にある別の橋しか通れない。
かつてはこれでも大規模だったのだろうが、今では規模が小さいとも言える。
歩道は別の橋扱いで建設されている。
まあ雰囲気良ければいいんじゃない?
群馬県に住んでいた時の橋と感覚が近いかも。
Keep DistanceとかSocial Distanceとかなかった頃です。
まだ寒い中のキャンプなので、テントは少なめ。
山の中をただ歩くだけでも癒やされるなぁ。
うーん、いい景色なのだが。
営業してるの…?これ。
てなわけでさきほどスルーした笠置館を傍目に進んでく。
うん、これこれ!これがないと始まらない。
トンネルの手前によくある案内板ですが、これは古いタイプ。
恐らく長い間使っているので傷んでいるが、電氣を入れれば動きそう。
いざ、逢瀬の時
笠置トンネル。徒歩で渡れなくはないけど怖いよね。
今回行く笠置観光ホテルとはまた別ベクトルの心霊スポットらしい。
残念ながらこちらは通らない。心霊スポットは興味ない。
この通行止めを突っ切って進む。
車幅はおそらく乗用車1台分だが、トンネル開通前とはいえよく通したものだ。
いいねぇ。
廃道とはいえまだ生きてる、そんな気がした。
ガードレールに加えて鉄パイプもあるので自転車で走ってもなんともなさそう。
その先は…あえて何も言いませんが。
ちょっと歩けばサビッサビな看板。
旧道となってすぐに遊歩道として整備したのだろうか。
現役だった時代はこの看板はまずない。
10MB超えちゃったよ…。
見通しは悪いが歩いていて楽しい。やっぱり遊歩道として維持してほしいけど、難しいのだろうな。
理由はこれ。
今もなお落石の恐怖に晒され続けることもあって、
遊歩道としても使えない。
振り返ればこの景色である。
白線のみがかつてこの道が車道であったことを物語る。
いやぁ…現実よ現実。
落石までしっかり。
この青空が見えたらわくわくが生まれてきた。
君と出会いたかった。
長い旅路の後に、君は顔を出す。
草木の中にいる君に、会いたい。
君の顔はいつしか凛々しく、そして寂しかった。
というわけで笠置観光ホテルでした。
テレビで話題になったり不審者が相次いで目撃されたこともあって大量の監視カメラとバリケードが設置されているそう。
また君に会いたいね。
いつか次に会うその日まで。
実は隠れ撮影地
関西本線から対岸にあるのでこんな感じに撮影ができる。
大河原駅まで歩く
いい景色なので歩くことにした。
こんないい景色に歩かないのはもったいない。
ちょっと歩くだけでこのおいしさ。
いいかも(語彙力)
歩いて隣の村に行く。これも醍醐味。
歩いてッ!いけないっ!
せっかくだから俺は脇道を選ぶぜ!
うっひょ~~~!!!!!!!!!!!!
道路の付け替えあと、これはえもい
急がば回れとはこういうこと
駅が近づくとこんな感じの沈下橋
どこを撮っても絵になる。
せこいなぁ。
大河原駅に到着
こんな風の田舎の駅、と言ってしまうとそれだけなのかも。
待っていれば彼は顔を出してくれる。そういう駅もある。
列車が来た。
都会の喧騒に戻る時が来た。